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Claude Code /ultraplan:大規模プロジェクトを計画・実行する

2026.05.25

  • Claude AI

はじめに

大きな開発プロジェクトを前にして、「どこから手をつければいいか分からない」という経験はないでしょうか。
Claude Codeの新機能/ultraplan(ウルトラプラン)は、複雑なプロジェクトの計画策定を革命的に変えます。
CLIからクラウドで計画を立案し、Webエディタで確認・コメントし、そのまま実行まで完結させる。この記事では、ultraplanの機能と効果的な使い方を詳しく解説します。

 

/ultraplanとは何か

/ultraplanは、大規模な開発タスクを段階的に計画するための機能です。
単純なコマンド実行とは異なり、複雑なプロジェクトを構造化された計画として管理します。

主な特徴:

  • クラウドベースの計画策定:CLIから計画をクラウドに送信し、Webエディタで確認できる
  • インタラクティブな編集:計画にコメントを追加し、方向性を調整できる
  • フレキシブルな実行:クラウドで計画を実行するか、ローカルに引き戻して実行するかを選べる
  • 自動環境作成:初回実行時に自動的にクラウド環境が作成される

 

/ultraplanの基本的な使い方

 /ultraplan 

このコマンドを実行すると、現在の作業コンテキスト(プロジェクトの状態、直前の会話など)を元に、クラウド上で計画の策定が始まります。

より具体的なタスクを指定することもできます:

 /ultraplan 
このEコマースアプリに決済機能を追加したい。 
Stripeを使い、クレジットカード決済と定期課金に対応すること。 
セキュリティ要件も考慮すること。 

 

Webエディタでの計画確認

/ultraplanを実行すると、ターミナルにWebエディタへのURLが表示されます:

 Plan created: https://claude.ai/plans/plan-xxxxx 
Open in browser to review and comment 

Webエディタを開くと、Claude Codeが策定した計画が構造化された形で表示されます:

 
## 決済機能実装計画 
### フェーズ1:基盤構築(推定2日) 
1. Stripeアカウントのセットアップと環境変数の設定 
2. Stripeクライアントライブラリのインストールと初期設定 
3. WebhookエンドポイントのPCI DSS準拠設定 

### フェーズ2:クレジットカード決済(推定3日) 
1. 決済フォームコンポーネントの実装(Stripe Elements使用) 
2. 決済処理バックエンドエンドポイントの実装 
3. エラーハンドリングとユーザーフィードバック 
4. 決済確認メールの実装 

### フェーズ3:定期課金(推定2日) 
1. サブスクリプションプランの定義 
2. 顧客ポータルの実装 
3. Webhookによるサブスクリプション状態の同期 

### フェーズ4:テストとセキュリティ(推定1日) 
1. Stripeテスト環境での全フローのテスト 
2. セキュリティレビュー 
3. 本番環境への準備 

 

インタラクティブなフィードバック

Webエディタでは計画にコメントを追加して、方向性を調整できます:

 コメント:フェーズ2について 
Apple Payも追加してほしい。 
また、決済確認メールはSendGridを使うこと。 

コメントを追加して保存すると、Claude Codeが計画を更新します。
承認するまで実行は始まりません。
 

計画の実行方法

計画を確認・承認したら、実行方法を選択します:

クラウドで実行

クラウド環境でタスクを実行し、完了後に結果を確認できます:

 Claude.aiのWebインターフェースから「Run in Cloud」を選択 

 

ローカルに引き戻して実行

計画をターミナルに戻してローカルで実行します:

 /ultraplan 
pull plan-xxxxx 

 
これにより、計画がローカルのClaude Codeセッションに読み込まれ、通常のコマンドとして実行されます。
 

/ultraplanが特に効果的なシナリオ

大規模リファクタリング

 /ultraplan 
モノリシックアプリケーションをマイクロサービスアーキテクチャに移行したい。 
現在のサービスは:認証、商品管理、注文処理、在庫管理の4つの主要機能を持つ。 
段階的に移行し、サービスの中断を最小限にすること。 

このような複雑なリファクタリングは、計画なしに実行すると危険です。
/ultraplanで段階的な計画を立て、各フェーズを確認しながら進められます。
 

新技術スタックへの移行

 /ultraplan 
フロントエンドをAngularからReactに移行したい。 
100以上のコンポーネントがあり、段階的に移行する必要がある。 
両方のフレームワークが共存する移行期間を設けること。 

 

セキュリティ強化プロジェクト

 /ultraplan 
セキュリティ監査の結果、以下の問題が見つかった: 
[監査レポートの内容] 優先度をつけて修正計画を立案してください。 
重大な問題から順に修正し、各修正後にテストを実施すること。 

 

/ultraplanとチームコラボレーション

/ultraplanで作成された計画はURLで共有できます。
チームメンバーが計画を確認し、コメントを追加することで、実装前に全員がアラインメントできます。

 計画の確認をお願いします: 
https://claude.ai/plans/plan-xxxxx 
特に以下の点を確認してください: 
- フェーズ2のアーキテクチャ選択が適切か 
- テスト戦略が十分か 
- 見落としているリスクはないか 

 

/ultraplanの料金と制限

/ultraplanはクラウドリソースを使用するため、使用量に応じてコストが発生します。
具体的な料金については、claude.aiの料金ページを確認してください。

計画の規模や複雑さによって、実行時間とコストが異なります。大規模な計画は段階的に実行することで、コストを管理できます。
 

/ultraplanとバックグラウンドタスクの違い

/ultraplanとバックグラウンドタスクは似ていますが、重要な違いがあります:

  • バックグラウンドタスク:開発サーバーなどの長時間稼働するプロセスをアクティブに保つ
  • /ultraplan:複雑なプロジェクト計画を構造化して管理し、段階的に実行する

 
両方を組み合わせることで、計画(/ultraplan)と継続的な実行(バックグラウンドタスク)を連携させた強力なワークフローが構築できます。
 

/autofix-prとの組み合わせ

/autofix-prコマンドと組み合わせることで、PRの自動修正も計画に組み込めます:

 /ultraplan 
今週中に解決すべき技術的負債をリストアップし、 
修正計画を立案してください。 
修正完了後、各修正についてPRを自動作成してください。 

 

まとめ

/ultraplanは、大規模な開発プロジェクトの計画・実行を体系化する革新的な機能です。
計画の策定、確認、修正、実行というサイクルをシームレスに管理でき、複雑なプロジェクトでも迷わずに前に進めます。

クラウドでの計画策定とローカルでの実行の両方をサポートし、チームでの共有も簡単です。
野心的なプロジェクトに取り組む際には、まず/ultraplanで計画を立てることを習慣にしてみてください。
計画のクオリティが、プロジェクトの成功確率を大きく左右します。

 

ご利用にあたってのお願い

本記事は執筆時点の情報をもとにしており、仕様変更により内容が古くなっている場合があります。
最新情報はAnthropic公式ドキュメントでご確認ください。
記事内のコマンドやコードの実行はご自身の責任で行ってください。
AIの出力は必ずレビュー・検証した上でご利用ください。
とくにAPIキーや機密情報の取り扱い、セキュリティ設定の変更には十分ご注意ください。

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