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Claude CodeとMCPサーバーの連携

2026.05.15

  • Claude AI

はじめに

Claude Codeの強力さの一つの源泉が、MCP(Model Context Protocol)との連携です。
MCPは、AIモデルが外部ツールやサービスと通信するためのオープンなプロトコルです。
Claude CodeはMCPをサポートしており、GitHubやSlack、データベース、各種APIなど、あらゆる外部サービスとの連携が可能になります。
この記事では、MCPの概念から実際の設定方法まで詳しく解説します。

 

MCPとは何か

MCP(Model Context Protocol)は、Anthropicが主導して開発したオープンスタンダードです。
AIアシスタントが外部のツールやデータソースと安全に連携するための共通インターフェースを定義しています。

MCPの登場により、「AIが特定のサービスに対応していない」という制限が大幅に緩和されました。
MCPサーバーを実装すれば、どんなサービスでもClaude Codeから操作できるようになります。
 

MCPの基本的な仕組み

MCPはクライアント・サーバーモデルで動作します:

MCPクライアント(Claude Code)
ユーザーの指示を受け取り、必要に応じてMCPサーバーにリクエストを送ります。
 
MCPサーバー(外部サービスへの橋渡し)
特定のサービス(GitHub、Slackなど)との通信を担当します。
Claudeからのリクエストを受け取り、サービスのAPIを呼び出して結果を返します。
 
この仕組みにより、Claude Codeは様々なサービスを統一されたインターフェースで操作できます。
 

主要なMCPサーバー

現在、多くのMCPサーバーが開発・公開されています:

GitHubMCPサーバー
最もよく使われるMCPの一つです。
プルリクエストの作成・確認、Issueの管理、リポジトリの操作など、GitHub上のすべての操作をClaude Codeから行えます。

 # GitHubとの連携設定例 /mcp add github 

 
データベースMCPサーバー
PostgreSQL、MySQLなどのデータベースに直接接続し、スキーマの確認やクエリの実行ができます。
 
ファイルシステムMCPサーバー
ローカルのファイルシステムへのアクセスを拡張します。
デフォルトの権限を超えた操作が必要な場合に使用します。
 
Slack MCPサーバー
Slackのチャンネル読み取りやメッセージ送信を自動化します。
 

GitHubMCPサーバーの設定

GitHubとの連携は、開発者にとって最も実用的なMCPの使い方の一つです。
設定手順を見ていきましょう。

まず、GitHub Personal Access Tokenを取得します:

  1. GitHubの設定ページから「Developer settings」→「Personal access tokens」へ
  2. 必要な権限(repo、workflow等)を選択してトークンを生成

次に、Claude Codeの設定ファイル(~/.claude/config.json)にMCPサーバーを追加します:

 { "mcp_servers": { "github": { "command": "npx", "args": ["-y", "@modelcontextprotocol/server-github"], "env": { "GITHUB_PERSONAL_ACCESS_TOKEN": "your-token-here" } } } } 

設定後、Claude Codeを再起動するとGitHubとの連携が有効になります。
 

実際の使い方:GitHubとの連携例

GitHubMCPが設定されると、以下のような自然言語の指示でGitHub操作ができます:

 このバグ修正のプルリクエストを作成して、 タイトルは「Fix: ユーザー認証エラーの修正」 本文には修正内容と影響範囲を含めてください 
 最新の未解決Issueを確認して、 優先度の高いものから対応してください 
 develop ブランチの最新の変更をサマリーして 

これらの指示をClaude Codeに伝えるだけで、実際にGitHub上での操作が行われます。
 

CLAUDE.mdでのMCP設定

プロジェクトのルートディレクトリにCLAUDE.mdファイルを作成し、使用するMCPサーバーを指定することもできます:

 # Project Configuration ## MCP Servers - github: GitHub操作全般に使用 - postgres: データベースの確認とクエリに使用 ## Workflow PRを作成する際は必ずgithub MCPを使用し、 レビュアーにはteam-backendを指定すること 

この設定により、プロジェクトに関わる全員が同じMCP設定で作業できます。
 

カスタムMCPサーバーの作成

既存のMCPサーバーに必要な機能がない場合、カスタムMCPサーバーを作成することができます。MCPはオープンプロトコルなので、Node.js、Python、Rustなど様々な言語で実装できます。

基本的な構造:

 import { Server } from '@modelcontextprotocol/sdk/server/index.js'; const server = new Server({ name: 'my-custom-mcp', version: '1.0.0', }); server.setRequestHandler(ListToolsRequestSchema, async () => { return { tools: [ { name: 'my_tool', description: 'カスタムツールの説明', inputSchema: { type: 'object', properties: { param1: { type: 'string' } } } } ] }; }); 

 

MCPとClaudeの権限管理

MCPサーバーを使う際、セキュリティの観点から適切な権限管理が重要です。
Claude Codeは、MCPサーバーを通じた操作についても、ユーザーへの確認を求めることがあります。

特に、データの変更や削除、外部へのデータ送信などの操作については、Claudeが実行前に確認を取るよう設定できます。
 

まとめ

MCPは、Claude Codeの可能性を大幅に広げる重要な仕組みです。
GitHubとの連携だけでも開発ワークフローが大きく変わりますが、それはほんの始まりに過ぎません。

社内のAPIサービス、プロジェクト管理ツール、監視システムなど、あらゆるサービスとClaude Codeを連携させることで、AIが真の意味での「開発チームの一員」として機能するようになります。
MCPの活用で、開発の自動化と効率化を一段階引き上げましょう。
 

ご利用にあたってのお願い

本記事は執筆時点の情報をもとにしており、仕様変更により内容が古くなっている場合があります。
最新情報はAnthropic公式ドキュメントでご確認ください。
記事内のコマンドやコードの実行はご自身の責任で行ってください。
AIの出力は必ずレビュー・検証した上でご利用ください。
とくにAPIキーや機密情報の取り扱い、セキュリティ設定の変更には十分ご注意ください。

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